新テーマ「Espresso」をリリースしました!
Espressoはその名の通りエスプレッソバーをイメージしたデザインテーマです。
カフェ等の珈琲豆や器具、雑貨の物販、その他ウッドテイストが合うショップなどに最適です。
ある商品の詳細画面の下に、「こちらもおすすめ」「この商品を見た人はこんな商品も見ています」のようなおすすめ表示があります。
Welcartで関連商品が表示させる方法を見てみましょう。
Welcartにはデフォルトで関連商品表示の機能が付いています。
これは商品登録ページで「タグ」を入力するようにすることで商品同士の紐付けを行います。しかしキーワードではなく「商品コード」による仕組みのため、「ある商品に直接的に関連する商品を決め打ちで指定する」という考え方になります。
マニュアルにもある通り、おすすめというよりは「専用付属品」というような表現になります。ある商品と一緒に購入しやすいオプション品や付属品が複数ある場合には、こちらのタグ機能で決め打ち指定していく方が思い通りのおすすめができそうです。
プラグインを使って自動的におすすめ表示することも可能です。元々Wordpressではブログの関連記事表示のための沢山のプラグインが存在していますので、それを応用して商品表示を行います。
「Yet Another Related Posts Plugin」はブログ用の関連記事表示システムでも最もポピュラーなプラグインの1つですが、こちらを使った方法がおすすめです。こちらの記事が参考になりますのでぜひご覧ください。
http://riyomaru.minibird.jp/wordpress/185/
何をもって紐付けを行なうか、などが事細かに設定した上で全て自動で表示させることができるというのは非常に便利ですね。
ワンポイント
実店舗での買物を想像しても、ある商品を見に来たのにその他のいろいろな商品をどんどん紹介されるとちょっと引いてしまいます。おすすめ表示というのはあくまでお店側からの働きかけですので、やり過ぎないことが大切です。
お店は親切心だとしても、お客さんがどう感じるかはその人次第。慇懃無礼という言葉がありますが、おすすめの仕方をあまり押し付けがましくしないことです。如何にスマートにさり気なく気付いてもらうかという所が重要だと思います。それは表示される物が適切であることはもちろん、デザイン的にはしっかりと分離されてさり気なく見えること。そして見出しのライティングも重要です。「あなたはこれも興味あるに違いありませんね」のようなニュアンスは避けましょう。
おすすめ表示はショッピングサイトには非常に重要な機能で、あるとないとではページビューが大きく変わってきます。
「このお店に来るといろいろな商品を知ることが出来て楽しい」というようなユーザー体験の提供に繋がりますので、自分にあった方法を選んでぜひ実装しましょう!
ECサイトを構築するには、サーバインストール型のソフトウェアから、月額数百円で始められるASP型サービスまで沢山の選択肢があります。
デザインのカスタマイズ自由度が高ければ高いほど完成度は高くなりますが、当然開発コストもかかってきます。一方で安くすむサービスというのはデザイン面で縛りが多く「同じサービスを使っている他のサイトと同じような感じ」になりがちです。
Welcartのよい所としては、まずプラットフォームとなるWordpresssが他のどんなCMSよりも普及していて「カスタマイズ出来る人が多い」という点にあるのではないでしょうか。
専門的なプログラマーではなくても、デザインを専門にしているWebデザイナーでも、まったくWebのことが分からない人でも少し勉強するだけで立派なオリジナルサイトが作れてしまうほど簡単で使い易いシステムです。
そのWordpressに、プラグインとしてインストールした瞬間からショッピングカートシステムが出来上がってしまうのがWelcartです。
この組み合わせは、他のどんな選択肢よりも低コストで、オリジナリティの高いECサイトが作れるポテンシャルがあると言えるでしょう。
このテーマで、ASPなどコスト優先のシステムとの比較、そしてカスタマイズ性優先のサーバインストール型システムとの比較について、具体例を上げながら掘り下げて行きたいと思います。