Welcartケーススタディ:南魚沼大久保農園 オンラインショップ

Welcart を使ったデザインの素敵な事例、今回は新潟県南魚沼のお米をお取り寄せできる「南魚沼大久保農園」さんのオンラインストアをご紹介します。

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http://www.sas-uonuma.com/shop/

第一印象の良さ

まずサイトを訪問して感じるのは「まっすぐさ」でした。ストレートなロゴ、そして印象的な写真と大きなフォントのキャッチコピー。オンラインショップにありがちな細々として情報や本質的に不要な情報を一切排除され、「美味しいお米を作っている農園」ということがまっすぐに伝わってきます。

背景に少しだけ見える山の景色も、見えるのは少しだけなのに、これによって田舎の青空と田んぼの風景が想像できます。

スクロールするとまず運営者の方の自己紹介、農園の紹介、そして地域交流の様子、メディア、実際に手に取れる場所の紹介が続きます。ここまでで、この生産者の積極的な様子が伝わってきます。
それからようやく、商品であるお米の一覧が見えてきます。

いきなり商品一覧を見せて「買ってください」ではなく、まず生産者としての自己紹介や活動を知ってもらう場所としてWEBサイトを機能させ、そこで「オンラインでのオーダーもできます」という設計は、WEBサイトのデザイン云々よりもっと根本的な部分で「伝え方」がよく練られていると感心しました。

商品詳細

商品詳細ページでは、お米そのものの写真だけでなく、そのお米が生産された過程が想像できるようなシーン写真が沢山あります。

パッケージされた物、そしてお米のように外見には違いがわかりにくいものの場合、こういったシーン写真はとてもよいですね。

こういった農産物は、大型ショッピングモールサイトでも激安で売られているのをよく見かけます。オンラインショップの開店はコスト面でも敷居が高い為、初期費用が安く見えるモール系に走ってしまいがちだと思います。
しかしWordPress+Welcartのような仕組みでしっかりと独自サイトとして運営することができれば、購入者と生産者がより直接的・長期的に繋がっていけるという意味で素晴らしいことだと感じます。

こういった場面で、Welthemesを活用して頂けたことは嬉しい限りです!

ベーステーマ:Stockholm

WordPressとWelcartという組合せでECバックエンドを組み立て、そしてWelthemesのStockholmテーマをベースにしてカスタマイズされたサイトです。

ベースとなるテーマはStockholm

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利用デモとしては北欧の雰囲気を出していますが、デフォルトの木目調背景を変更するだけで全く違ったデザインに応用できます。

背景の変更はWordPress管理画面の「カスタマイズ」からドラッグ・アンド・ドロップで簡単に変更できます。

また元々のレイアウトが分かりやすく、装飾的なデザインもシンプルにまとめられているため、今回のような「いい写真が揃っている」サイトではそれらの写真が本当に映えて見えますね。

テーマ「Stockholm」の詳細はこちら:Stockholm