Facebook OGPの画像サイズ変更への対応

Welcartは最近のバージョンアップで商品ページのみFacebook OGPへの対応が完了しています。

商品ページをFacebookでシェアしたりすると、ちゃんと商品タイトルや説明、画像サムネイルが表示されますね。

1つの問題として、Facebook自身がOGPの画像サイズを頻繁に仕様変更するということです。どんどん大きくなるという状況ですが、つい最近まで200pxが推奨でしたが 2013年4月9日に「最低200px、できれば1500pxがいい」という大きな仕様変更がなされました。

https://developers.facebook.com/docs/opengraph/creating-object-types/#properties

 

Welcartでは、テーマファイルではなくプラグインのコアファイル(esc-e-shop/functions/filstes.php )にてOGPが実装されており、画像にはメディアアップロード時に自動生成される「サムネイル」が指定されています。

WordPressのサムネイルのサイズはデフォルトで150pxになっているので、そのままでは仕様に満たないサイズとなってしまいます。設定 > メディア からサムネイルサイズを200px以上に設定しておくのがよいでしょう。

1500pxとなると常識的にサムネイルではないので、このサムネイルサイズを無理に大きくしておくよりは、実装側でサムネイルではなく「画像の元ファイルを読む」ようにしておくのが妥当かもしれません。

ただWelcartのコアファイルを触ってまで今やる必要があるかというと、それほど緊急の問題でもないと思いますので、とりあえずサムネイルサイズを200px以上にしておくのをオススメします。

尚、サムネイルサイズを変更しても過去にアップロードした画像には反映されません。全てのサムネイルを一気に再生成するプラグインRegenerate Thumbnailsを使って生成し直しておきましょう!

 

Welcartとデフォルトテーマ

Welcartを検討してみて、「デザインがちょっと」と感じた人は少なくないはずです。
テーマなので好きないようにカスタマイズすることは不可能ではないものの、あまりに大変そう…。あるいは、デザイン性に敏感な方であればその第一印象だけで敬遠してしまう人も多いような気がします。

しかし、Welcartを知れば知るほどかなり使えるツールであることが分かってきます。テーマサンプルや事例でもっともっとおしゃれなサイトがあればもっともっと多くの人がWelcartに興味をもつことは間違いないと思います。

Welcartに限らず、カラーミーショップなどもサンプルテーマにあまり素敵なものはありません。なぜでしょうか?

ごちゃごちゃしたデザイン、小さな商品写真、周りにはメルマガ、検索フォーム、お勧め商品、ランキング、セール、店長の日記 …。

これはやはり、システムを提供している側としては用意しているいろんな機能が使えるということをアピールしなければいけないからではないでしょうか。

でも多くの人は「それがオンラインショップらしい」と思ってしまうのか、そのまま使ってしまい結果的に同じようなごちゃごちゃサイトが量産されてしまいます。

でも、その機能って本当に必要でしょうか?

自分が買い物をする立場になると、本当に見たいのは商品の写真が大きいく沢山載っていること、その商品についての説明がしっかりとしてあること。それ以外のものって、あってもいいかもしれないけれど、なくてもいいのです。無くてもいいものって、消しちゃったほうが一番大事なもの(商品)が浮き出てくるものです。

 

もちろん、スーパーのチラシのようにごちゃごちゃ感がお買い得感に、そして売り上げに繋がるという場合もあります。でもそちら方面の商材であれば楽天でやったほうがいいかもしれません。

オリジナルでショッピングサイトを持ちたい、と思っている方の多くはそうではないはずです。
ショップのブランドイメージ、商品の雰囲気、そういうものを主役として浮き出させるような、シンプルで美しいデザイン。
Welcartでも良いテンプレートから始めることで、簡単に実現することができます。

一番大切なのは運営

オンラインストアで一番大変なのは、お店を継続的に運営することです。

  1. サイトにお客さんを呼ぶこと。
  2. 購入を決めた人にスムーズに決済しメールでフォローしながら出来るだけ早くお届けすること。
  3. もし購入の途中や商品にトラブルがあったら1人ひとりにしっかりサポートすること。そして「また買いたい」と思ってもらえること。

これらが完璧にうまく回ってこそ、オンラインストアは継続していくことができます。

いくらよいシステム、お洒落なデザインがあっても、これらが1つでも掛けていれば「最初だけ」になってしまいます。

つまり、よいシステム、お洒落なデザインは目的ではなく手段、あって当たり前の大前提なのです。これがなければ、一番の「サイトにお客さんを呼ぶこと、購入を決めてもらうこと」に失敗してしまうからです。

これが、初期投資をケチらないこと。また初期投資が難しければWelcartのような優れたツールを使ってできるだけ自分で、できるだけ時間を掛けずに素敵なサイトを構築することです。

 

それが整えば、お店が成功するかどうかは商品とサポート次第。
実店舗と同じ接客(人の要素)がとても重要です。