Welcart 1.7 がリリースされました。
http://www.welcart.com/community/archives/77114
主な変更点は以下のようになっています。
- 子テーマの wc_templates の仕様変更
- 内容確認ページで複数タブを開いている時のセッションチェック機能追加
- 入金ステータスの表示が異常になっている不具合を修正
- Welcart更新後に、カスタマイズを行った納品書PDFが出力できなくなった不具合を修正
- 受注データ編集画面の明細で表示する「商品名」は、ordercart テーブルから取得するよう仕様を変更
- usces_cart.css の読み込みをwp_enqueue_scriptに変更
- 納品書の表示の際、配送先情報が登録されない受注の場合宛名が空白となる場合がある不具合を修正
- 合計金額が0円になるときは、ポイントを使用するフォームを非表示にするよう変更
- WCEX Wiget Cart を利用している場合、ラジオボタンのオプションが正常に反映されていない不具合を修正
テーマへの影響はありません。
子テーマ使用時の仕様変更について
元々Welcartでは、Welcartインストール時に自動で追加されるWelcart_defaultテーマがありつつ、そこに入っているwc_templatesを参照しようとすると、テーマディレクトリのWelcart_defaultではなく、プラグイン本体の内臓テンプレートWelcart_defaultを参照するという仕様になっていました。
これにより「wc_templatesを修正しても反映されない」というお問い合わせも良く頂いておりましたが、本バージョンから「子テーマに wc_templates が無い場合は親テーマの wc_templates を、親テーマにも wc_templates が無い場合は、Welcart 本体の内臓テンプレートを使用して表示」となりました。
Welthemesではwc_templatesは必要なものだけ保有し、親テーマから読み込むことでプラグインのアップデートにも柔軟に対応できるようになっていますが、今回の仕様変更による影響はありません。
Welcart_defaultのアップデート
最終的に内蔵テンプレートから読み込むという仕様から、テーマディレクトリに入っている「Welcart_default」はあっても無くてもWelthemesの動作に影響はありません。
ただ、ある場合はそれを参照することになります。
一番最初にWelcartインストールした時に自動追加された「Welcart_default」は古いバージョンのままになっている場合はアップデートしましょう。
最新版はWelcartプラグインの中の「theme」というフォルダに入っています。(最新バージョンは1.3です)
Welthemesのデモサイトも Welcart1.7(WordPress4.4.1) にそれぞれアップデートを行いました。
DemoSite1: https://demo.welthemes.com/?themedemo=welcart_novel
DemoSite2: https://demo2.welthemes.com/?themedemo=welcart_hipster
DemoSite3: https://demo3.welthemes.com/?themedemo=welcart_sunshine
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