オンラインショップの仕組みを最もシンプルに表すと、商品の写真があり、それに対して注文・決済ができるというだけのことです。
しかし、巷に溢れるオンラインショップはというと「いかに目立たせるか、買ってもらうか」ばかりを考えて、バナーや売れ筋ランキング、営業カレンダー、店長日記…、様々な要素が並んでいます。
ごちゃごちゃしてる感じが「安そう」と感じさせることがあるのは確かです。スーパーのチラシがシンプルでお洒落なデザインだったら、なんだか野菜が新鮮じゃないような、安くないような、そんな印象を持ってしまいますよね。
では、あなたのお店、あなたが売りたいと思っている商品はどういう物でしょうか?
何処にでも同じ物が売っていて、価格で勝負している、とにかく低価格を求める顧客層をターゲットにしている、ということでない限り、オンラインショップは出来る限りシンプルにするべきだと言えます。
そもそも、人はインターネットを自由自在に徘徊しますが、その中で「焦点を合わせて見てみるもの」というのはほんの僅かです。どれだけ沢山の商品やバナーを押し出しても、人はそのページの中心となるものを求めて来ているのであり、その商品情報以外はノイズでしかありません。
相手が欲しい情報を極限まで絞込み、割り切っていくことで、主役となる商品写真や文章は驚くほど目立ち、読みやすく、良い印象を与えることができます。
営業日カレンダーは要りますか?商品数がそれほど多くないのに検索フォームって本当に必要でしょうか?
「あってもいいかもしれないもの」は、「無いほうがいい」のです。