WelcartテーマBEST3 人気なのはやはりシンプル

まだオープンして間もないテーマサイトですが、少しづつ認知されご購入頂いています。
ご購入頂いた皆様ありがとうございます!

さて、ここまでの売れ筋テーマのご紹介です。

第1位 Calm

Calm-Responsive-Screens

minimum と並んでとてもシンプルなテーマです。
これだけシンプルであればカスタムベースにも使え、またそのままでも驚くほど写真が良く見えます。
気合を入れて作り込んでいるテーマが人気かなと予想していたので少し意外でしたが、こういったシンプル・ベーシックなデザインを購入頂く方は結構目が肥えているなと感じています!

第2位 minimum

minimum-Responsive-Screen

Calm と比較される方が多いようで違いについてもいくつかお問い合わせ頂きました。
機能的には同じなので、単にレイアウトの違いとしてお好みで選んで頂けます。Calmと同じく、そのままでもカスタムベースにもかなり使えるテーマです。

第3位 Newspaper

newspaper01

実はダウンロードのほとんどを上位2テーマで占めてしまい、他はさほど違いはないのですが…次点は Newspaper です。
最近追加したもので、このままのデザインが気に入って頂ければ何のカスタムもすることなくキマるテーマです。Welthemesとしてはかなりお気に入りのテーマです。

今後について

公開してからのこういったデータを見て初めて分かったことなのですが、やはりシンプルなものが求められているなという印象です。
デザイナー視点だと、WelcartはECの機能としてどうかという以前に、そのイメージや初期デザインでどうしても引いてしまう所があります。
この部分を完全に覆すようなテーマづくりを目指していますので、「シンプルさ」をもっともっと突き詰めていきたいと思います。

あと、日本ではまだテーマを買うという文化自体があまりないのか、Welcartのそもそもの需要数からすると価格設定はやはり公式テーマの8000円くらいでないと継続が難しい気がして来ました…。海外ではテーマは大きなマーケットとなっていて、私自身も少しでも気になるテーマがあればどんどん購入しています。WordPressテーマは高くても$50程度なので、ノウハウ本などを買うよりもテーマを解析した方が勉強になることも多いのです。

海外は海外として、しばらく頑張ってみたいと思います!

新着 MacPherson

シンプル系の第3段として、新テーマMacPhersonをリリースしています。
Macpherson-Responsive-Screen

こちらもかなりクラシカルで雰囲気のあるデザインになっています。
シンプルといってもこれだけ種類が増えてくると選びにくくなってしまう面もありますが、どれも機能的な差はありません。単にレイアウトの好みでお選び頂ければと思います!

(テーマイメージで使っている写真だけで印象が結構変わります。スクリーンショット等でご自分のショップのロゴやイメージ写真を当てはめてみるのもお勧めです!もちろん、インストール後はロゴも写真も管理画面から簡単に変更できます。)

Welcartデザインテーマ:MacPhersonリリース

新テーマ「MacPherson」リリースしました!

MacPhersonはショップ名やナビゲーションを全て左サイドバーに収め、商品写真が常に一番に目に飛び込んでくるようなシンプルで洗練された印象のテーマです。

minimu、Calm と合わせ、シンプルでカスタムベースにも最適なテンプレートです。

Macpherson-Responsive-Screen

Welcartケーススタディ:nostos books

Welcartを使ったデザインセンスのよいECサイト事例をご紹介します。

screen 2013-05-20 at 10.33.39アート、写真、文学、エッセイ等の古本を扱うオンライン古書店「nostos books」さんのサイトです。

http://nostos.jp/

ECシステムの選定

まず、自分がこういった古書店オンライストアを始めるとしたらどのようなシステムを使うでしょうか?
商品自体がとてもユニークで1点物のため、欲しい人は欲しいという商品です。高い手数料を払って楽天のようなモール系を使う必要はありません。また、「同じ商品が他のお店ではもっと安い」ということはほぼありえないこ、そして扱う商品から「イメージ」がとても大切であり、固定客に対してはブランド化していくことが長期的な成功に繋がります。このようなことから、最初からしっかりとした独自システムを持ったほうがよいという判断ができます。

イニシャルコストだけを見れば、カラーミーショップなどの格安ASPでも似たようなショップは構築できると思いますが、このように趣味嗜好が強く足の長い長期的な事業の場合、やはり外部サービスに依存しない形でシステムを持つという判断は非常に正しいものだと感じます。

Welcartのカスタマイズ

ショップ側はWelcartというよりはWordpressカスタマイズの範囲になりますが、シンプルでストレートなデザインで非常に見やすいショップになっています。やはり書物それぞれの個性的な装丁が主役になるため、無駄な表示は一切省き、カテゴリーと検索だけをナビゲーションとして「一覧⇄商品詳細」を簡単に行ったり来たりできます。

カテゴリー一覧では、スクロールが下に到達すると自動的に読み込む仕組みになっています。「infinitescroll」と呼ばれる手法で、どんどん表示されて面白いですね。ただし、どこまで続くのかイメージしにくい、フッターの表示を見たいのに見れない、という面もあります。
この場合はフッターには何も入れないことを前提としていますし、どのカテゴリーも〜200点程度ということで、ストレス無く閲覧することができます。

カート画面はデフォルトをベースにして、幅の広い1カラムで見やすくしてあります。あとはフォントサイズやボタンデザインの調整。ほとんどそれだけのカスタマイズのように見えますが、周りにごちゃごちゃした表示がなくてとても見やすく安心感がありますね。

またカート画面では常に下部に送料やお支払い方法の案内が表示されています。
それぞれのテンプレートに読み込ませるだけの簡単なことですが、「ご利用方法」として別ページで用意するよりもいいかもしれませんね。

今後も、Welcartを使ったデザインセンスのよいサイトを見つけたらご紹介していきます!

Welcartデザインテーマ:Newspaperリリース

新テーマ「Newspaper」をリリースしました!

ヨーロッパの新聞をモチーフにした個性的なデザインテーマです。
デザインに優れたヨーロッパの新聞は、その言葉が分からない人でも見る目を楽しませてくれる。そんなイメージで商品を閲覧できればという想いが込められています。

Calm-Responsive-Screens

PayPal仕様変更:クレジットカード決済にもアカウント登録必須に

追記:この記事は2013年6月に書かれたものです。その後再度の変更があり、現在はPayPalアカウントがなくてもチェックアウトできるようになっています。
https://www.paypal.com/jp/cgi-bin/webscr?cmd=xpt/Marketing/merchant/WAXLanding-outside

2013年5月15日、PayPalから仕様変更のアナウンスがありました。

top_image

現在ご利用の決済画面では、「PayPalアカウントから支払う」および「クレジットカードで支払う」の2つの選択肢が表示されています。買い手が「クレジットカードで支払う」を選択した場合、ペイパルアカウントに登録していなくても、クレジットカード情報や個人情報を都度入力してお支払いが可能ですが、2013年6月末のシステム改修に伴い、「クレジットカードで支払う」が「PayPalアカウントの作成」に変更になり、クレジットカード情報や個人情報を入力後、パスワードを設定して必ずペイパルアカウントを作成していただくことになります。

これまでは

「PayPal決済を用意しておく=クレジットカード決済が可能」

という簡単な図式だったのですが、

「PayPal決済を用意しておく=PayPalユーザに対してPayPal口座かクレジットカード決済が選べる」

ということになってしまいました。
つまり、今後は購入者の方にPayPalアカウント作成を強制することになります。

これまでのPayPalの利点とこれから失うもの

日本で正式にクレジットカード決済を導入するにはSSLはもちろん決済代行会社との審査・契約、といった複雑な手続きが必要なので、PayPalのクレジットカード決済は非常に便利な位置づけでした。

顧客がPayPaアカウントを持っているかどうかに関係なく、クレジットカード情報を入力だけで決済可能ということは、事業者にとっては低コストで便利な決済方法を用意できる、また購入者にとってはショップが選択肢の1つとして用意したPayPalでもクレジット情報だけで決済できる、という両者にメリットのあるものでした。

しかし今後はアカウント作成というハードルが1つ増えることになります。
自分がPayPalアカウントを持っていないと想像してみるだけでも、「あるお店の商品を買いたいだけなのに今後使うかどうか分からないサービスに個人情報を入力してアカウントを作る」のは、嫌だなと思います。

PayPalアカウントを持ってしまえばその後はログインするだけでクレジットカード情報入力の手間も省ける、というメリットはあるかもしれませんが、それよりもアカウントを持ってない人に対するデメリットの方がはるかに大きいように思います。

どうしたらよいのか

日本では現時点で他にPayPal同等のサービスがないため代替案としての結論は今のところ見つかりません。

1つの視点としてですが、PayPalは決済のハードルが低いだけに怪しい業者が沢山利用している面があります。例えばTwitterでPayPalと検索すると「即金、高報酬アフィリエイト…」のような香ばしいワードも出ます。

考え方として、「誰でもできちゃうお金のやり取りシステムとはそういうもの、まともな事業者であればちゃんとしたECシステム、クレジットカード決済を導入すればいいではないか」という流れにもなってきそうな気がします。データやサービスなど無形物販売ではなく、普通の物販サイトでPayPalって言われるとちょっと不安に感じるというのは誰もが思う所かもしれません。最近国内でも「誰でも一瞬でオンラインサイトができます」というサービスが出ていますが、正直あのようなショップで買物をしたいと思いませんし、もし自分が本当に価値のあるモノを造っている個人作家だとしてもあのようなものでなく、ちゃんとしたショップを持ちたいと思います。

やはりその事業が本物であればあるほど、適当な事業者との差別化として、コストをかけてもちゃんとしたECサイトを持ってクレジットカード決済を導入するというのはやはり理想形だと思います。

とはいえ、そこまでの規模ではない場合というのは多いですし、データ・サービス対価の決済などの場合はやっぱりPayPalが便利です。

追記:この記事は2013年6月に書かれたものです。その後再度の変更があり、現在はPayPalアカウントがなくてもチェックアウトできるようになっています。
https://www.paypal.com/jp/cgi-bin/webscr?cmd=xpt/Marketing/merchant/WAXLanding-outside

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