Welcartケーススタディ:nostos books

Welcartを使ったデザインセンスのよいECサイト事例をご紹介します。

screen 2013-05-20 at 10.33.39アート、写真、文学、エッセイ等の古本を扱うオンライン古書店「nostos books」さんのサイトです。

http://nostos.jp/

ECシステムの選定

まず、自分がこういった古書店オンライストアを始めるとしたらどのようなシステムを使うでしょうか?
商品自体がとてもユニークで1点物のため、欲しい人は欲しいという商品です。高い手数料を払って楽天のようなモール系を使う必要はありません。また、「同じ商品が他のお店ではもっと安い」ということはほぼありえないこ、そして扱う商品から「イメージ」がとても大切であり、固定客に対してはブランド化していくことが長期的な成功に繋がります。このようなことから、最初からしっかりとした独自システムを持ったほうがよいという判断ができます。

イニシャルコストだけを見れば、カラーミーショップなどの格安ASPでも似たようなショップは構築できると思いますが、このように趣味嗜好が強く足の長い長期的な事業の場合、やはり外部サービスに依存しない形でシステムを持つという判断は非常に正しいものだと感じます。

Welcartのカスタマイズ

ショップ側はWelcartというよりはWordpressカスタマイズの範囲になりますが、シンプルでストレートなデザインで非常に見やすいショップになっています。やはり書物それぞれの個性的な装丁が主役になるため、無駄な表示は一切省き、カテゴリーと検索だけをナビゲーションとして「一覧⇄商品詳細」を簡単に行ったり来たりできます。

カテゴリー一覧では、スクロールが下に到達すると自動的に読み込む仕組みになっています。「infinitescroll」と呼ばれる手法で、どんどん表示されて面白いですね。ただし、どこまで続くのかイメージしにくい、フッターの表示を見たいのに見れない、という面もあります。
この場合はフッターには何も入れないことを前提としていますし、どのカテゴリーも〜200点程度ということで、ストレス無く閲覧することができます。

カート画面はデフォルトをベースにして、幅の広い1カラムで見やすくしてあります。あとはフォントサイズやボタンデザインの調整。ほとんどそれだけのカスタマイズのように見えますが、周りにごちゃごちゃした表示がなくてとても見やすく安心感がありますね。

またカート画面では常に下部に送料やお支払い方法の案内が表示されています。
それぞれのテンプレートに読み込ませるだけの簡単なことですが、「ご利用方法」として別ページで用意するよりもいいかもしれませんね。

今後も、Welcartを使ったデザインセンスのよいサイトを見つけたらご紹介していきます!


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